在宅ワーク入門
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在宅ワーク入門では在宅ワークを本格的に始めようとしている方々への入門的講習です

在宅ワーク入門
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在宅ワーク・データ入力の技術編

本編では、データ入力業務を行うにあたって必要となるパソコンの技術的な知識を中心に学習します。単なるパソコンソフトの解説書と異なり、データ入力業務に焦点を絞った解説になっていますので、必要に応じて一般解説書を参照しながら学習を進めてください。

4.圧縮・解凍の実際

4−1 圧縮・解凍ソフトの入手方法

圧縮・解凍にはその形式にあった専用ソフトが必要になりますが、一般的にはさまざまな圧縮形式をひとつのソフトで対応しています。圧縮・解凍ソフトの多くは、ダウンロードサイトなどから簡単に入手できるオンラインソフトが多くなっています。ダウンロードサイトとしては、「vector」や「窓の杜」が有名です。このダウンロードサイトには、無料で使える「フリーウェア」と代金が発生する有料の「シェアウェア」などがあります。
まず、こういったところからソフトをダウンロードしてインストールしましょう。これでいつでも圧縮・解凍ができる準備が整います。
なお、蛇足ですが、ダウンロードにあたって注意していただきたいのは、ダウンロードファイルの保存場所です。予め一箇所に決めておくことで、「ダウンロードしたファイルが行方不明」という事態を避けることができます。
基本的に圧縮・解凍ソフトはひとつあれば十分なのですが、稀にエラーが出てしまい、解凍できないことがあります。その際、解凍できないとあきらめるのではなく、別の種類の圧縮・解凍ソフトで解凍することができることもありますので、念のため予備として、もうひとつぐらい入れておくのもよいでしょう。
実際にダウンロードサイトを見てみると分かりますが、圧縮・解凍ソフトというのはフリーソフトだけでもたくさんの種類がありますので、どれを選んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。ここでは、データ入力業務に必要なソフトとして、どのようなものがいいのかに触れておきます。
まず、初心者には、「DLL不要」となっているソフトがいいでしょう。DLLとはプログラムの部品のことで、必要な部品がパソコンに入っていない場合は自分で探してきて入れなければなりません。「DLL不要」のソフトならば、ダウンロードして、インストールするだけですぐに使うことができます。
また、ファイルをドラッグアンドドロップするだけで、圧縮や解凍ができる機能は大変便利ですので、そういった使い方のできるソフトがお薦めです。

4−2 用途別の圧縮・解凍ソフト

圧縮・解凍ソフトの中には、解凍だけできるというソフトがあります。これだけではデータ入力業務には不十分ですが、とりあえず受け取ったファイルは何でも開けるように、対応形式の多い解凍専用ソフトを用意しておき、圧縮は別のソフトで行うという用法も考えられます。
次に、圧縮も解凍もでき、ファイルサイズも小さいけれども、対応形式が少ないソフトです。実際の業務ではLZH形式とZIP形式しか使わないといった場合には、このようなソフトがちょうどよいかもしれません。
また、上級者向けにはたくさんの形式に対応し、圧縮も解凍もできるソフトもいいでしょう。ファイルサイズは大きくなりますが、これひとつでほとんどの形式に対応できます。ファイルの分割圧縮やパスワード設定ができるものもあります。
データ入力業務を行う上で必要な圧縮・解凍ソフトとは、@クライアントが圧縮したファイルを自分のパソコンで解凍できること、A自分で作成したデータをクライアント側が対応している形式で圧縮できることの2つの条件を満たしていれば特別な機能は必要ありません。このあたりも考慮して、最も使いやすいソフトを探してみましょう。

4−3 圧縮・解凍の手順

前述のとおり、Windows XPには、Zip形式に対応した圧縮解凍ソフトが最初から標準で装備されていますので、ここではそのソフトを使った圧縮と解凍の方法を説明していきます。
まず、圧縮ですが、圧縮したいファイルを右クリックし、「送る」から「圧縮フォルダ」をクリックすると、同じ場所にファイル名と同じ名前の圧縮フォルダが作成されます。
解凍する場合は「すべて展開」を選ぶと「展開ウィザード」が開き、任意の場所に解凍することができます。ただし、注意点としては、他の圧縮解凍ソフトでZIP形式のファイルの関連づけをしている場合、この機能は使えません。なお、ZIP形式の圧縮ファイルは、解凍しなくてもファイルの中身が確認できます。

圧縮画像を拡大

次に、LHA形式の圧縮解凍方法ですが、ZIP形式と違ってWindowsに標準搭載されていませんので、LHA形式に対応した圧縮解凍ソフトをダウンロードしてこなければなりません。代表的なものに「ラカ」というソフトありますので、実際にラカを例にソフトのインストールからファイルの圧縮までの手順を見ていきましょう
まず、インストールですが、ラカをソフトライブラリからダウンロードすると、自己解凍形式のファイルが保存されます。そのアイコンをダブルクリックしますとラカのインストールが開始され、完了したらデスクトップにLhacaのショートカットアイコンが作成されます。

ラカ

次に、基本的な圧縮方法は、圧縮したいファイルを、デスクトップにできたラカのアイコンの上にドラッグ&ドロップします。すると、元のファイルと同じ場所に圧縮ファイルが作成されます。
解凍は圧縮の時と逆の操作になりますので、解凍したい圧縮ファイルをラカアイコンの上へドラッグ&ドロップします。すると、解凍されたファイルが現れます。

ラカ

本章の冒頭でも触れましたが、ここで、注意しておきたいのは、圧縮や解凍の処理をしても、元のファイルがなくなるわけではなく、新たに圧縮ファイルや、解凍したファイルが作成されることになるということです。
また、よく、圧縮・解凍されたはずのファイルが見当たらなくなることがあります。作成されたファイルがどこに現れるのかは、ソフトで設定ができますので、デスクトップ上や元のファイルと同じ場所に作成されるように設定しておくと見失う心配もありません。このように、どのような圧縮・解凍ソフトでも、操作や処理の設定ができるようになっています。ここでは、ラカの場合にどのような設定ができるのか見ていきます。
ラカのアイコンをダブルクリックすると、設定ダイアログが表示されます。まず、上の部分にある「解凍先・圧縮先」という箇所ですが、ここで圧縮・解凍処理されたファイルがどこに現れるのかを設定できます。作成されたファイルが行方不明になるのを防ぐには、デスクトップか、元のファイルと同じ場所、という設定がお薦めです。このほかにもこの画面で細かい設定ができますので、いろいろ試してみてください。

ラカ

ポイント
ファイルの圧縮・解凍は、机上での学習より実際に試行することによって理解が深まります。ぜひ一度ご自身で試してみましょう。